Honda 技術|八戸市のMicrosoft 365 Copilot研修

Microsoft 365 Copilotを、業務に取り入れる前に整理すること

使ってみたい。でも、社内ルールがないまま広がるのは不安。検討中の疑問から一緒に整理し、何を決めてから使い始めるかを考えます。

研修の目的は、操作を覚えるだけではありません。できることと注意点を知り、自社で使うかどうかを判断できる状態をつくります。

対象:管理職、総務・情報システム担当者、実務担当者

検討から運用まで

小さく整理して進める

01

業務を選ぶ

どの仕事の、どの作業を助けたいかを決めます。

02

情報を確認

扱うデータと、社内での確認が必要な範囲を整理します。

03

ルールを決める

入力の基準、出力の確認、困ったときの報告先を決めます。

04

実務で試す

対象業務を絞り、使い方と見直し点を確かめます。

利用できる機能は、契約内容や管理者設定によって異なります。


まず、期待値をそろえる

できることと、任せてはいけないこと

Copilotは文章の下書きや要約を助けます。出力の正しさや業務上の判断まで任せるものではありません。

得意な作業

  • 長い文章や会議メモの要点をまとめる
  • 案内メールや社内文書の下書きをつくる
  • 表の傾向を読み取り、説明文のたたき台を出す
  • 資料の構成案や、次に確認する項目を提案する

最初の案づくりに使うと、作業の入口を整えやすくなります。

人が担う確認

  • 数字、固有名詞、引用元が正しいか確かめる
  • 契約、法令、人事などの判断は担当者が行う
  • 社外に出す文章は、内容と表現を確認してから使う
  • 期待した結果が出ない場合は、依頼内容や元データを見直す

出力をそのまま送信・共有しない。確認と修正を工程に含めます。

導入前に起きやすいつまずき

使う業務が決まらない、入力基準が曖昧、出力を誰が確認するか決まっていない。この3点を先に話し合うと、試す範囲を絞れます。


安心して使うための準備

社内データの扱いと利用ルール

まず情報を分類し、入力してよい範囲を社内で合意します。契約や管理設定も確認し、実情に合う基準に整えます。

入力してよい情報

公開済みの案内文や、個人・顧客を特定しない一般的な情報など。社内で対象を具体的に決めます。

条件を決める情報

社内資料や業務データなど。利用環境、権限、目的を確認し、承認者を明確にしてから扱います。

入力を避ける情報

顧客情報、人事情報、認証情報など。社内承認と適切な環境が確認できない場合は入力しません。

ルールは1ページにまとめる

記載すること:利用目的、対象者、入力基準、出力の確認方法、相談先。

運用で決めること:見直し時期、変更の担当者、問題が起きたときの報告先。

顧客情報や人事情報の扱いは、関係部署と確認してから社内基準に反映します。研修では、現場で迷いにくい判断手順を一緒に整理します。


頼み方の基本

プロンプトは、目的・条件・形式を伝える

依頼の背景がわかるほど、出力を確かめやすくなります。最初から完璧を求めず、返答を見て追加の条件を伝えます。

1

目的

誰に何を伝える文書か、何を整理したいか。

2

条件

対象者、使う情報、文字数、避けたい表現。

3

形式

箇条書き、表、メール文など、ほしい形。

メール作成の依頼例

同じ目的でも、条件と形式まで伝えると確認しやすい案になります。

依頼の例

会議の日程変更を知らせるメールを書いてください。

受け手や新しい日程がわからないため、内容の追加が必要です。

依頼の例

社内メンバー向けに、明日の定例会議を来週火曜の10時へ変更する案内メールを作成してください。理由は会議室の都合です。おわびを一文入れ、件名と本文を分けて、簡潔な文面にしてください。

送信前に、日付、時刻、宛先、社内の表現基準を確認します。

社内で使える依頼例は、業務ごとに整理し、実際の出力を見ながら更新します。

仕事に置き換えて考える

議事録・メール・文書・表計算・プレゼンでの活用例

Copilotに任せる工程と、人が確かめる工程を分けます。まずは、くり返し発生する小さな作業から考えます。

議事録

会議メモを話題ごとに整理し、決定事項と次の対応のたたき台を作ります。

確認する点:発言者、決定事項、担当者、期限。

メール

案内や返信の下書きを作り、相手に合わせて長さや言い回しを整えます。

確認する点:宛先、日付、添付、伝えるべき条件。

文書

社内向け文書の構成案を作り、見出しや説明の順番を検討します。

確認する点:社内ルールとの整合、根拠、最新版かどうか。

表計算

表の傾向を読み取る手がかりや、集計結果を説明する文章の案を得ます。

確認する点:対象データ、計算方法、数値の読み違い。

プレゼン資料

説明したい内容を整理し、スライドの順番や話の骨子を考えます。

確認する点:伝える相手、数字の出典、資料全体の流れ。

作業時間の使い方を変える

下書きづくりの時間を短くできた分、内容の確認や相手に合わせた調整に時間を使えるか。研修では自社の作業工程に当てはめて検討します。


目的に合わせた研修

管理職向けと実務者向け、2つのコース

判断する人と使う人が同じ基準を持てるよう、役割に合わせて内容を分けます。両方を組み合わせる相談も可能です。

管理職・導入検討チーム向け

判断基準と利用ルールを整える

Copilotの基本、業務選定、情報の分類、利用ルール、確認体制を扱います。導入を進める前に、社内で合意しておきたい項目を整理します。

  • どの業務から試すかを決める視点
  • 入力できる情報と承認手順の考え方
  • 利用開始後の見直しと問い合わせ先
総務・実務担当者向け

日々の仕事で使い方を試す

プロンプトの組み立て方と、議事録、メール、文書、表計算、資料づくりの例を扱います。実際の業務に置き換え、出力を確認する手順も練習します。

  • 目的・条件・形式を伝える練習
  • 結果を修正して依頼を調整する方法
  • 自社の業務で確認すべき点の整理

検討中からご相談いただけます

自社で使う前に、疑問を整理しませんか。

八戸市を拠点に、業務や社内体制に合わせて研修内容を相談できます。導入するか決めていない段階でも、対象業務や確認したい点からお聞かせください。

Microsoft 365の導入支援や業務標準化についてもご案内します。